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2010年05月08日

「母になるための環境」日本は32位

子供のために世界各国で活動する国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)」(東京)は6日、母親になるための環境が整っている国の調査結果を発表した。ランキングの上位はノルウェーなど北欧諸国が多くを占め、日本は160カ国中32位だった。

 調査は毎年5月の「母の日」にあわせて実施されており、今年で11回目。5歳未満の子供の死亡率や初等教育への就学率など7項目の「子供指標」、女性の平均余命や産休・育児制度など8項目の「女性指標」をそれぞれ数値化。計15項目の総合を「母親指標」としている。

 日本は、子供の就学率などが高い水準で「子供指標」では6位。しかし、女性が働きながら子育てできる環境などに課題があり、「女性指標」は38位に。総合では、昨年の衆院選で国会議員の女性比率が増えたことなどもあり、前回より順位を2つあげて32位となった。SCJは「少し良くなったが、先進国の中では高い順位ではなく、女性指標の向上が今後の課題」と指摘している。

 1位は、国会議員の女性比率の高さや男女間の賃金格差の少なさなどが評価されたノルウェー。オーストラリア、アイスランド、スウェーデンなどが続いた。

【産経新聞】

少子化の問題が取りざたされている中で、こういった話を聞くと一線で活躍している女性にとって、
まだまだ日本は遅れているようですね。
能力がある女性が働きやすい環境をはやく整えてあげたいですね!


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